システムを守る!運用保守エンジニアになろう

取得しておきたい資格がこちら


システム運用保守の資格

システム運用保守に関する資格を取得するなら、LPICがおすすめです。LPICとはLinux技術者認定資格のことで、Linuxのスキルや知識を証明できます。多くの企業がLinuxを導入しているため、Linuxの資格があると何かと有利です。LPICの試験は、レベル1からレベル3までの3つのグレードが用意されています。レベル1は初心者向きの内容となっており、そこから数字が上がるごとに難易度が上がっていきます。LPICはステップアップ式の試験なので、受験者のレベルに関係なくすべての人がレベル1からスタートします。レベル1ならば、Linuxの基礎を理解していれば合格できるレベルで、未経験からシステム運用保守の仕事をしたい人におすすめです。受験予約はウェブか電話で行い、全国のテストセンターの中から好きな会場を指定して受験します。

ネットワーク関連の資格

ネットワーク系の資格なら、CCNAやCCNPがおすすめです。これらはシスコ技術者認定資格で、エントリー、アソシエイト、プロフェッショナル、エキスパート、アーキテクトという5つのグレードに分かれています。CCNAは5つのグレードの中のアソシエイトレベルに該当する資格で、この資格を持っているネットワーク系のエンジニアは重宝される傾向にあります。CCNAの資格を取得するためには、9つのコースから試験を選ぶ必要があります。就職や転職に役立つとされているのが、「Routing and Switching」です。CCNPはCCNAよりもレベルが高い資格で、エンジニアとしてはプロフェッショナルと呼べるレベルです。CCNPの資格を取得するためには7つのコースから試験を選ぶ必要があります。人気のコースはCCNAと同じく「Routing and Switching」です。CCNAやCCNPの受験予約は公式サイトからできます。試験会場は全国各地のテストセンターの中から都合の良い場所を選択します。テスト日は実施会場により異なる場合があるので注意が必要です。

持っていると有利な資格

システム運用保守の仕事に直接は関係ないものの、持っていると有利になる資格がITILです。ITILとはITサービスマネジメント世界的標準とされている資格で、フレームワークの理解度を証明できます。世界に通用する資格なので、日本以外の国で活動したいと考えている人にもおすすめです。ITILの試験は、「Foundation」「Practitioner」「Intermediate」「Expert」「Master」という5つのグレードに分かれています。受験予約は、専用の予約サイトからできます。

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